こんにちは。スリアです☆
2019年2月7日放送の『刑事ゼロ』5話のネタバレを含む感想をご紹介します。
京都の山奥の村で起こった殺人事件を捜査する時矢。
その村は八咫神様の伝説が残っており、天罰なのかそれとも伝説を利用した殺人なのか。
持ち前の好奇心と直感で時矢がどのように解き明かしていくのかが楽しみです。



目次
刑事ゼロ(5話)ネタバレあらすじと感想
「刑事ゼロ」5話を見た方のネタバレありの感想をご紹介します。
今回は時矢(沢村一樹)以外のメンバーが頑張りましたね。
八つ墓村ならぬ八咫神村の祟り話ということで、横溝正史の世界のように閉鎖的な村の因習をモチーフにしていますが、過去の推理ものをモチーフにするのはこれまでもこのドラマの特徴です。
フキノトウとハシリドコロが似ているのに気づいたのは佐相(瀧本美織)のファインプレーでした。
第5話にしてようやく時矢の世話係から刑事として活躍した感じですね。
ハシリドコロは西洋のベラドンナと同種のもので、海外の推理小説ではよくつかわれる道具です。
第1話や第2話と同様にたくさんのパロディやモチーフが含まれていて、推理系やサスペンス系の小説好きにはそれだけで楽しめる内容でした。
しかし一番の見どころは、これまで華々しい活躍をみせてこなかった福知(寺島進)と内海(横山だいすけ)コンビの、地道な捜査による活躍です。
刑事捜査の基本はやはり足を使って丹念に探し回ることであって、探偵みたいに推理を巡らせることではありません。
刑事にとって一番大事な要素をちゃんと組み入れているところにがとてもよかったです。
刑事は探偵じゃありませんからね。
ひらめきよりも、しっかりとした裏付け捜査が大事です。
そこがひらめきの時矢よりも重視されていたのが、よかったと思います。
(まんぼうさん/54歳/男性)
京都の山奥の小さな村で起こった転落事故が今回のストーリーです。
村人が信じる八咫神(やたがみ)伝説に興味を持ち、記憶を失った刑事・時矢暦彦(沢村一樹)が新人刑事で世話役の佐相智佳(瀧本美織)と一緒に村に向かいます。
いかにも怪しげな村長・森幸介(佐戸井けん太)は「祟り」と村人に公言し、村人もまた恐れています。
この21世紀の現代に「祟り」ってと思いましたが、もともと日本人には伝説を信じるDNAが組み込まれているので隔離されたような山奥では実際にあるのかもしれません。
今回転落したのは村役場の職員・浅木浩太郎(大高洋夫)ですが、実は1年前にも消防団長だった飯田透(太田雅之)が同じ場所から転落していることが分かりました。
そうした事実からも「天罰」や「祟り」の声が上がります。
そんな中、ライバル刑事の福知市郎(寺島進)は時矢に一泡吹かせたい一心で未解決事件となった過去の事件を再捜査していました。
それが、今回の事件とつながっており、互いに手持ちの情報を話し合います。
古びた校舎で話している時矢と福地はお互いに信頼しているように見えたのが印象的でした。
次の日、村長が転落しているのが発見されました。
結局犯人は村人だったのですが、村長を殺したのは福井県で死体を川で流して運ぶという想定外の結末でした。
ストーリーとしては興味深かったのですが、川がつながっていれば死体はたどり着くかもしれないけれど、ちょっと現実離れしているような気がしました。
(子豚のピッグさん/46歳/女性)
最初から犯人は村長では?と読めてしまった!
飛び降り事件を見た村長の「八咫神様の天罰だ!」という言葉にかなり違和感を感じ、この人が犯人ではないのか?と初めから思いました。
村自体も八咫神様を信じきっているところもドラマでありながらも何だか変な宗教じみている感じがしました。
殺人のトリックは「フキノトウ」と「ハシリドコロ」という毒草の入れ替えという簡単なもので、ちょっと期待外れでした。もう少し捻ったトリックを期待していたので残念に思いました。
村長たちの風力発電の野望を邪魔したことで殺害された、敬太の幼なじみ(大切な人)のために、敬太が村長を殺害するところまでは話としては、良かったものの敬太のアリバイ工作が時間短縮とはいえ、死体を川流しするという雑なトリックだったことには、とても残念に思います。
このトリックって川の流れによってはどこかで死体が引っかかったりするのでは?という疑問が湧いてきます。
今までの回がとても練られたトリックが多かっただけに今回の脚本の荒さ、トリックの雑さには残念な感じがしました。
村で起こった事件という設定がトリックを作るのに、制限がかかってしまったのでしょうか?
次回はまた驚くようなトリックや手の込んだ脚本になっていることを期待しています。
(ハコさん/45歳/女性)
時矢と福知はなんだかんだ仲がいいのではと笑えました!
まず、半年前の記憶もないのに、自然と事件に関係のある現場に迎えてしまう時矢が、本当に凄いと思いました。
記憶を失いながらも、頭のどこかでは引っ掛かるものがあったのだろうなと感じました。
そして、時矢をライバル視している福知でしたが、何だかんだ結果的には時矢と協力して解決する形となっていて、結局は仲が良いのではないかと笑いが込み上げるところもありました。
今回のような、狭い村での伝説になぞらえているような事件は様々なところで見かけますが、やはり閉鎖的な村では、そのような伝説がまだまだ信じられているのだろうかと思い、その信じすぎる状況も怖いものがあるなという印象を持ちました。
ただの事件も『伝説が甦った』と片付けられてしまうのは、あまりにも悲しすぎると感じました。
そんな今回のストーリーの中で、個人的に一番印象的だったのが、内海の姿です。
これまでも、福知にコキを使われている姿は多々見てきて、毎回気の毒には思っていましたが、今回に関しては、いくつもある店を夜通し回らされたり、何時間もかかる場所からイカダを流すよう命じられたり、大変な役割を担いすぎていた気がして、同情心が強く感じられました。
次回以降もコキを使われるのだろうと思うと、頑張って欲しいと思いました。
(さきママさん/31歳/女性)
佐相が率先して八咫神村に向かって歩くのがちょっと笑えました!
八咫神様が住んでいる村という事に目を輝かせる時矢に呆れ果てる佐相でしたが、八咫神村に向かうために用意した地図を手にして率先して前を歩いていたのが可笑しく、とっても優秀な佐相なのに八咫神村に向かう理由を聞いていなかった事に驚きました。
また、八咫神村で起きた転落死事故を軽く見ている発言が佐相らしくなかったので、京都の地名と似た名前の東京の特命係のオールバック刑事から叱られそうだなと感じました。
八咫神村に行った時矢をお気楽な行動と考えた腹黒い福知が時矢が解決できなかった事件に着手しようとするのを、笑って見ていた現相棒の内海と鑑識の背川でした。
この福知の行動が後々になって八咫神村から発生していた事件だったと発覚するので、今回の事件解決の功労者は福知だったのでもっと褒め称えるべきだったと思いました。
時矢たちが八咫神村の転落死現場の検証をしている警察官たちに話を聞いている時に現れる、村長の森が八咫神様の天罰なんて事を言ってしまうのが可笑しく、この転落事故の関係者で悪い事をしている感じた上に、村長自ら犯人候補ですよと言っているようで笑えました。
八咫神村に福知たちが現れて事件性が出てきた事に、時矢がこの村には何かあると思っていたと語った時に佐相が今の時矢は凄いという発言に、最初は時矢の行動に呆れ果てていたクセにと思ってしまい、13係に配属され変わり者ばかりの影響を受けて、あの真面目な佐相も変わり者の仲間入りをしてしまった気がしました。
転落死していた浅木を発見した、千秋と敬太の2人に村長の森がグルだなと思っていたら、森と転落死した浅木がグルだったのは予想外でした。
敬太は森に問い詰めた時に殺されそうになったのを抵抗して、森が偶然転落死と殺意なかったのに、何故か八咫神様の伝説に当てはめてしまい、千秋に至ったは何にも関係がない事に驚きました。
敬太は警察にちゃんと説明したら良かったのにと残念でならず、強欲の森たちの八咫神様を使った同じ行動をとってしまった敬太を、殺されてしまった幸子は怒っているかもしれないと思いました。
(肝っ玉佐相さん/34歳/男性)
スリア
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

刑事ゼロ(5話)あらすじ
京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)はコンビを組む刑事、佐相智佳(瀧本美織)を連れて、京都の山奥にひっそりとたたずむ“八咫神村”に足を踏み入れた。
八咫神村は、“神様が棲む”といわれる村…。
そこで転落死亡事故が起きたと聞き、興味を抱いたのだ。やる気満々な時矢刑事に対し智佳は、「記憶を失う前の時矢刑事なら考えられない」ことと呆れるが…。
崖の上から転落死したのは村役場の職員・浅木浩太郎(大高洋夫)で、第一発見者は村の住人・小野千秋(大後寿々花)と羽山敬太(尾上寛之)。
所轄署は、足を滑らせて落下したものと断定。事件性はないと判断するが、村長の森幸介(佐戸井けん太)は「八咫神様の天罰が下った!」と叫び、村は騒然となる。
八咫神とはこの村に古くから伝わる鳥の神様で、村人たちは代々、八咫神様が崖の上に建つ鳥居の上から村を見守ってくれている、と信じてきたという。
森村長によると、500年前、村の乗っ取りを企んだ野武士が突然、苦悶しながら鳥居に向かって走り出し、まるで鳥のように崖から飛び降りたという伝説が村ではまことしやかに伝えられており、伝説どおりのことが村では度々起きていると打ち明ける。
1年前にも村の消防団長だった飯田透(太田雅之)が村を裏切るような怪しげな行動を取りはじめた矢先、同じ崖から転落死したらしく、村長は天罰としか思えないと断言する。
時矢は、ますますこの事件が気になってしまうが…!?
その頃、時矢をライバル視する同僚刑事・福知市郎(寺島進)は、時矢の鼻を明かそうと、未解決事件の再捜査を開始。
半年前、身元不明の女性が殺害された事件を改めて調べはじめたところ、八咫神村と意外なつながりが…!?
さらに村では第二の事件が起こり…!?
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「刑事ゼロ」キャストと相関図

出典:https://www.tv-asahi.co.jp
時矢暦彦 役/沢村一樹
京都府警本部刑事部・捜査一課13係刑事。警部補。
“京都府警に時矢あり”といわれるほど優秀な男だった。だが、ある事件の容疑者追跡中に転落事故に遭い、刑事として生きてきた20年間の記憶を失ってしまう。
佐相智佳 役/瀧本美織
京都府警本部刑事部・捜査一課13係の新人刑事。
長年、刑事部の庶務係として事務仕事に専念してきて、ようやく念願の府警本部捜査一課に配属されたばかり。
真面目な努力家。
福知市郎 役/寺島進
京都府警本部刑事部・捜査一課13係、巡査部長。
時矢暦彦とのコンビで幾多の事件を解決してきた強面のベテラン刑事。
内海念也 役/横山だいすけ
京都府警本部刑事部・捜査一課13係、巡査。
新たに福知とコンビを組むことになる。
背川葉奈 役/猫背椿
京都府警本部刑事部・鑑識課員。
時矢の大ファン。
根本留夫 役/渡辺いっけい
京都府警本部刑事部・捜査一課13係係長、警部。
長年捜査畑を歩いて来たベテラン。
定年までにもっと出世したい。
奥畑記子 役/財前直見
時矢の元妻。京都第三弁護士会所属の弁護士。
7年ほど前に時矢と出会い電撃結婚するも、数年後には離婚。
生田目守雄 役/武田鉄矢
時矢の母方の伯父。医師。
親代わりとして何かと相談に乗り、時矢が離婚後は自宅に下宿させている。
脚本:戸田山雅司
監督:及川拓郎
主題歌:『I don't know』THE YELLOW MONKEY
刑事ゼロ(4話)ゲスト
野間口徹
西原亜希
田中偉登
弓削智久
刑事ゼロ(5話)までの視聴率一覧
・1話(2019年1月10日放送)14.7%
・2話(2019年1月17日放送)10.5%
・3話(2019年1月24日放送)11.9%
・4話(2019年1月31日放送)12.1%
・5話(2019年2月7日放送)10.7%
まとめ
『刑事ゼロ』5話を見た方のネタバレありの感想とあらすじをご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆


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これさ、主人公の警察官が村長殺した犯人に言ってたこと、それ聞くと私利私欲のために2人の殺人を働いた村長に罪はないみたいな言い方にしか聞こえない。殺されて当然ではないかもしれないけど、それ相応の罪がある人間を庇う言動は如何なものか。
普通2人3人殺した人なんて死刑でしょうに。